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東京国立博物館で開催中の「法然と親鸞展」(平成館 特別展示室)へ。
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頂きものの招待券にて10時半くらいに入館。
今年は法然さん800回忌、親鸞さん750回忌が重なる浄土教の節目の年。
鎌倉仏教の二大宗祖、法然と親鸞の全体像を一緒に紹介する史上初の展覧会。
展示作品は約190件(国宝・重要文化財94件を含む)。
第一会場は混雑してるので
第二から入るよう指示がありました。
たしかに結構な込み具合です。
絵巻物(伝記絵)、書物が多いので、なかなか進まないようです。
第二会場を拝見してから、第一会場に入るとさらなる混雑。

法然さん親鸞さんの像の他に、お弟子さんたちの像も数多く。
親鸞さんは、聖徳太子に対して尊崇の念を持っていたそうで
立像や絵伝がいくつか展示されてました。
六字名号(南無阿弥陀仏)と
十字名号(帰命尽十方無碍光如来)も。

印象深かったのはふたつの国宝、ご来迎の図。
国宝「山越阿弥陀図」(京都・禅林寺)
山々の向こうから阿弥陀如来が上半身をあらわしておられます。
その手前には蓮華に立ち雲に乗っておられる観音菩薩と勢至菩薩が。
両菩薩さんの前方には四天王。
禅林寺は通称永観堂、観かえり阿弥陀さんがおられるとこですね。

国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」(京都・知恩院
こちらは急降下でやってこられるような、スピード感があります。
多くの化仏と化宮殿が描かれることから、
最上ランクにあたる「上品上生の来迎」を表しているのだそう。

その後、平成館の他の展示を拝見
「古墳時代の神マツリ」
子持勾玉の形は奇妙だなあ。

「形象埴輪の展開」
犬の埴輪など、顔がおもしろい。
本館へ移動します。
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まず二階から。
「根付 高円宮コレクション」
1994年~2001年作の現代ものを展示。

「暮らしの調度品」
染付秋海棠に兎図皿(伊万里) 江戸時代
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「火事装束 猩々緋羅紗地波鯉模様(抱き茗荷紋付)」江戸時代
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揃えが展示されてました。女性用なのだそう。
これは頭巾ですね。

「能と歌舞伎 歌舞伎衣装」
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鏡蓋 金地松に鷹波模様
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鏡蓋 蝶桜鱗形模様
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押絵の技法で作られてます。
「歌舞伎役者が鏡のほこりよけに使ったもの」とのこと。

「浮世絵と衣装―江戸 浮世絵」
歌川広重の「忠臣蔵」(有田屋版)12枚揃を中心に
「仮名手本忠臣蔵」に題材とした浮世絵を。

「浮世絵と衣装ー江戸 衣装」では
押絵の屏風があり、外国人のお客さんが熱心に撮影なさってました。
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館内まわって、いろいろと拝見しました。
ところで、東京国博での写真撮影についてですが、
東京国博のサイトに「展示室で写真撮影はできますか?」という
質問への答えがありました。
「特別展会場については、写真撮影は禁止です。」
「総合文化展については、個人利用にかぎって写真撮影ができます。
ただし、撮影禁止マークのついている作品は、所蔵者の意向により
撮影をお断りしています。」とのこと。
撮影OKなところでも、一脚、三脚などの使用とフラッシュの使用は禁止。
撮影した画像を営利目的で複製・配布することも禁止。
撮影のため、長時間その場にとどまる等々、
迷惑行為もダメです。
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by tote-note | 2011-11-30 23:06 | art | Comments(0)

内藤礼展

千代田区の、廃校になった練成中学校を改修した「3331 Arts Chiyoda」は
さまざまなジャンルのアーティストやクリエーターが
自由に表現を発信する場所。
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その中の一室B110では、「佐賀町アーカイブ」として
「佐賀町エキジビット・スペース」(1983〜2000)の活動と資料、作品コレクションを展示。
そこで「内藤礼展」を拝見しました。

1991年、佐賀町エキジビットスペースに展示された内藤礼さんの作品は
会場内に吊られたテントの中に、糸や針金、種や葉などのオブジェが置かれ
ひとりづつ観賞するようになっていたそうです。
そのインスタレーション「地上にひとつの場所を」のために
描かれたドローイングを10点と新作1点の展示。
新作の方はちいさな人型のオブジェと言葉。
空の上からその人を見ているような。
この個展は12月4日まで開催されます。

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「3331 Arts Chiyoda」ではアート作品の展示の他に
子供たちのためのワークショップなども。
1階メインスペースでは、「藤原新也の現在 諸行無常展」開催中でした。
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体育館では音楽イベントや上映会などに使われるそう。
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シルクスクリーンの講座がちょっと気になり。
「簡単シルクスクリーン」って「Tシャツ君」?
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校舎を出ると小さな校庭。
2、3人のグループがあちこちに腰かけて
のんびり過ごしてる様子がのどかでした。

夕方、食材の買い出しへ。
有楽町のアンテナショップがいくつもある「東京交通会館」へ。
北海道のお店「北海道どさんこプラザ」と
全国のものが集まる「むらからまちから館」でお買いもの。
大阪のお店「大阪百貨店」には今度ゆっくり(笑)。
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by tote-note | 2011-11-12 23:45 | art | Comments(2)
CLASKAのギャラリーへ
フィリップ・ワイズベッカーの個展を見に出かけました。
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日本では2年半ぶりとなる新作展です。
2009年春にあった個展を見逃して、
いつかまたないかなと思って待ってました。
ブラシや器など、身の回りにあるものを鉛筆で描いています。
なんでもないようですが、独特のラインです。
紙と鉛筆、それだけでいいんだなあ。

その後、武蔵小山商店街に寄り
スーパーで野菜など買い込み。
三重県物産を扱うお店を見つけて、
けんちゃんの好きな海苔の佃煮瓶詰め二個、買いました。
いったん帰宅して、ちょっとひとやすみ。

それから代々木公園の「九州フェア」へ。
しかし、残念ながら17時で終了(着いたのは17時15分くらい)。
まだやっていたお店で買った、いわしのさつま揚げがおいしかったです。
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ピンボケですが。
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それからまた、車で移動。
岸田劉生の「切通之写生」のモデルになったのは
ここだという場所へ、けんちゃんが連れてってくれました。
代々木四丁目です(「切り通しの坂」という標識があり)。
岸田劉生は代々木に住んでいたことがあり、
このあたりを描いた絵を多く残しているそうです。

続けて、以前TVで見た西新宿のけやき橋商店街へ。
日曜日だし日も暮れてるし、で
お店はほぼみんな閉まっており。
気になってたお団子屋さんも日曜定休。
再開発で様変わりする前に、また来なくちゃですね。
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by tote-note | 2011-10-09 23:45 | art | Comments(0)

日本伝統工芸展へ

日本橋三越で開催中の、日本伝統工芸展に出かけました。
工芸の名品がずらりと並ぶ会場は圧巻です。
知り合いの作家さんの作品が
ご入選されたと、ご連絡を頂きました。
力強さと奥深さを感じる作品でした。

NHK「新日曜美術館」で、日本伝統工芸展が紹介されたときに
けんちゃんが実物をぜひ見たいと言っていた
蒔絵の箱「明日」 (鬼平慶司さん作)。
楕円の個性的なフォルムに描かれた月と太陽、風。
スタイリッシュです。
けんちゃんはとても気に入って、何度もその前に立ち戻って見ていました。
できれば、蓋を開けたところ(朱鷺が描かれているそう)も拝見したかったなあ。

それはもう、見事な手技の籠
見あきることのない飾箱
深く美しい色の器
涼しげな織りの着物
優しい表情の人形。
日本の工芸はとても素晴らしいです。
NHKか何かの番組で「工芸は、完成させるまでの工程も美しい」と
どなたかが言っていました。
時間がかかるもの、手のかかるもの。
それだけ思いがこもったもの。
会場は多くの人でにぎわっていました。

日本橋三越といえば、この巨大な天女像(佐藤玄々作)。
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多くのお弟子さん、職人さんたちの手によって制作され、
完成まで約10年かかったそうです。
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どこもかしこもみっちりです
裏側には鳥が飛んでます。
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何度見ても圧倒されます。

三越の近くの島根館奈良まほろば館でちょっとお買いものしてから帰りました。
これは奈良まほろば館で買った「だいぶつ納豆」、初めて見ました(笑)。
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かなり大粒で、匂い控えめ。
奈良産の大豆を使った手作りの納豆で、
一日100パックしか生産できないのだそう。

今日のおやつは豪華二本立て(笑)。
友だちの手作りのお芋のお菓子と
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お土産にもらったプリン。
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どちらもおいしく頂きました。
ごちそうさまでした♪
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by tote-note | 2011-10-02 23:56 | おでかけ | Comments(0)
川崎市岡本太郎美術館へ、
生誕100年「人間・岡本太郎」展を観に出かけました。
美術館への小道で猫を発見。
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にゃあと食べ物の催促してましたが
私たちは何も持ってないの。
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美術館は子連れのお客さんで賑わっていました。
年表や太郎さんの等身大(?)写真パネル、
油彩の作品、いろんな立体。
太郎さんの語録も。

中でもあの「森の掟」がお気に入りです。
ジッパーのある鮫(?)や
白地に赤いラインの猫がかっこいい。

座ることを拒否する椅子や、手の形の椅子も展示され
自由に坐ることができます。
せっかくなので、全部に座ってみました(笑)。

星型の大きな謎の生物も展示されており。
映画「宇宙人東京に現わる」のパイラ人なのだそうです。

太郎さんの作品以外にも
太郎さんの影響を受けた作家さんの作品が展示されており。
ヤノベケンジさんの映像作品「太陽の塔乗っ取り計画 特別版」には
当時太陽の塔に上ったご本人が登場したり。
佐内正史さんによる 中村一義さんの「ERA」の写真(岡本太郎記念館で撮影)の展示も。

母上である岡本かのこさんの衣装の部屋、
日本万博のグッズの部屋、
太郎さんの記事掲載の雑誌の部屋など
展示室が細かく分かれていて
次々に入っていくのが楽しかったです。

併設されたカフェで太郎ブレンドなど。
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ホットケーキのセットが600円とはお安かったな。

建物の外にそびえる母の塔。高さ30mです。
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この美術館は生田緑地にあり
梅園や菖蒲池などで季節ごとに花が楽しめるそう。
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木登りする子供たち
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展示されていた機関車D-51と、
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ブルートレインの客車。
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緑が心地よく、のんびりした良いところでした。
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by tote-note | 2011-09-23 23:11 | art

礒江毅展

練馬区立美術館にて
磯江毅=グスタボ・イソエ展を拝見しました。
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大阪に生まれて高校卒業後、単身スペインに渡り、写実絵画を追求。
マドリード・リアリズムの画家「グスタボ・イソエ」として
広く知られるようになったそうです。
大阪時代のデッサン、スペイン時代の初期作品~
1990年代、2000年代の作品約80点を展示。

私は、超写実の作品は見ていて息がつまるようで
なにか圧迫感を感じてしまい、作品の前に居るのが
しんどいと思うほどなのですが
礒江さんの作品はそのようなことがなく。
ただただリアルにというだけではなく、独創的で
対象に深く入り込み、時間や空気をも
描いているように思えました。

この展覧会の会期は10月2日までです。
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by tote-note | 2011-08-26 23:52 | art

テオ・ヤンセン展

日本科学未来館で開催されている『「テオ・ヤンセン展~生命の創造~
物理と芸術が生み出した新しい可能性」を見に出かけました。
テオ・ヤンセン(Theo Jansen)の作品は「ビーチアニマル」と呼ばれています。
プラスチックのチューブやペットボトル、木材にタイラップ(結束バンド)などを
組み合わせて制作された作品。
全体的に白~ベージュや木の色なので、生き物らしさを感じます。
ある作品は、実際に自分で押してみることができました。
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今回は新旧合わせて13体の「ビーチアニマル」の展示。
世界初公開となる全長15mの「アニマリス・シアメシス」と、もう1体の大きな作品と
小型作品(幅4m)2体の動きを会場内で披露してくれます。
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(※撮影OKでした)
風を受けて動く作品は、脚がたくさんある生き物のようで
ちょっと不気味なのですが
その様子は見ていて飽きません。
何か一所懸命な気がして。
障害物を感知して進路を変えるものもあります。

ヤンセンさんの工房を再現したエリア、
「生命の本質」について研究するコーナー
模型やペーパークラフトを作るワークショップなどもありました。

カフェで休憩。
ここの椅子は小さいのから大きいのまで5段階(かな?)。
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一番小さいのは子供向きで、一番大きいのは大人にも大きい(笑)。

一息ついたあと、常設展を見ました。
館内で最も人気があるという、ドームシアターガイアのプラネタリウムには
行列ができてました。
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常設会場の一画に児玉幸子さんの作品展示がありました。
「磁性流体」(磁場に反応する液体)と光を使った作品。
けんちゃんが見せたかったという球体ディスプレイ
「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」は現在展示休止中。
約100万個のLEDを貼りこんだ、世界初の球体ディスプレイ装置だそうで
どんなのか見たかったけど、また今度に。
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願いの泉・想像力の川と題されたコーナーで。
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科学はちっと苦手分野ですが(笑)、
いろんな展示と体験コーナーがあり。
ミュージアムショップも、この館ならではのものがたくさんあって
楽しみました。
※テオ・ヤンセン展は来年2月14日まで開催。

大人の科学」1月14日発売のvol.30はテオ・ヤンセン監修によるミニビーストのキット付。
作品名はAnimaris Ordis Parvus(小さいオルディス型動物)。
風車で風を受けて動くそうです。

「風を食べる生物(仮) ~生命を創る男 テオ・ヤンセンの挑戦~」という番組が
BShiで放送されます。来年1月1日(土) 午後5:00~5:59 。
オランダでのロング・インタビュー、「ストランド・ビースト」の制作過程など。
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by tote-note | 2010-12-18 23:22 | おでかけ

青騎士と金属工芸

三菱一号館美術館で「カンディンスキーと青騎士展」を拝見しました。
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丸の内の最初のオフィスビルとして、明治時代に建てられた三菱一号館を再建。
展示室は館内の1~3階に分かれていて(全部で20室あるそうで)
次々部屋を移動して作品を観て行きます。

カンディンスキーとミュンヘンの芸術家グループ「青騎士」の作品、60点の展示。
カンディンスキーの「花嫁」は、まだ具象の頃で、表現もモチーフもロマンティック。
フランツ・マルクはいつも動物を絵の中に。
アウグスト・マッケ暖かい色合いで詩的。
これまであまり知らずにいた方々の作品を観ることができました。
カンディンスキーの「印象Ⅲ(コンサート)」などの抽象画は最後の部屋に。
ミュージアムショップには面白いものがいろいろあって、個性的でした。

美術館は丸の内ブリックスクエアにあります。
美術館を出ると中庭があり、お店がいろいろと。
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どんぐりが育ったやつ?
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ちょっと遅めの昼食と
けんちゃんが何度か行ったことのあるランチビュッフェのお店へ。
サラダの種類が多くてうれしい。
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けんちゃんいわく「いつも、女性のお客さんが多い」そうで。
デザートにはチョコレートフォンデュが。
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バナナ、マシュマロ、丸いドーナツ(?)をつけて頂きます。
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チョコが固まってお皿にくっついてしまいました(笑)。
クレームブリュレが玉子の味がしっかりで
おいしかったな。
アイスクリームも発見(笑)。
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楽しく、おいしく頂いたあと、電車で移動。

泉屋博古館で「世界を驚嘆させた金属工芸
~清水三年坂美術館コレクションを中心に」を拝見します。
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入館するとすぐに鈴木長吉作「十二の鷹」がずらっと並んでおり。
けんちゃんが以前この作品を観たおりに、
どこかのお子さんが『お父さん、あの鳥やわらかい?」と言ってたと。
今にも動いて、羽根を広げそうです。
鈴木長吉による「鷹置物下絵」の展示もありましたが
その絵も見事なのでした。

どの作品を観ても、凄いなあ、よくここまで、と思うものばかりです。
まさに超絶技巧。
たとえば正阿弥勝義作の香炉の蓋には
みっちりと菊の花と葉、その上に鶏。
本体の側面には鶏がいきいきと。
羽根も花弁も、巧みに表現されています。
骨董「緑青」32 ~世界を驚かせた幕末・明治の金工 表紙ご参照

ひとつひとつ、細部、隅々までじっくりゆっくりと観たい作品ばかりでした。
清水三年坂美術館にも、一度伺ってみたいな。
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by tote-note | 2010-12-11 23:12 | art

田中一村展

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千葉市美術館「田中一村 新たなる全貌」へ。
近年の調査で発見された資料を含む約250点の展示。
過去最大規模になるとのこと。

子供のころから南画を描き
「神童」と呼ばれていた一村さんは
50歳から奄美に移り住み、日本画の題材としては珍しい
亜熱帯の植物や鳥などを描きました。
大島紬の工場などで働きながら描き続けて
1977年、69歳でその生涯を終えました。
命日は9月11日。
1980年代にNHKの番組で紹介されて
広くその名前を知られるようになりました。

今回の展示は東京時代、千葉時代、奄美時代の三部構成

奄美に渡るまで、
様々な技法を使い多種多様なモチーフを描いています。
格闘したんだなあ。
詰め込み過ぎてるように思える作品や
ぴりぴりしたものを感じる作品などがありました。

九州などを旅して描いたスケッチから起こした作品は
大胆な構図が印象的です。

しかし、一村さんといえばやはり奄美なのでしょう。
リアルでありつつ、現実から離れた理想郷のような風景。
風に揺れる葉のたてる音、鳥の声、波の音。
迫力のある構図、コントラストくっきり。
強い意志が感じられ、鬼気が迫るほどの。

クワズイモとソテツ」という作品が好きです。
奄美での作品にビロウとクワズイモがよく登場しています。
生前に一村さんは『ビロウとクワズイモが好きだ』と語っていたそうです。
『広がるのが好きだ』と。

ビロウ(蒲葵、枇榔、檳榔)とはヤシ科の常緑高木で
葉先が細かく裂けて、垂れ下がる。
古代天皇制において、松や竹などよりも神聖とされた植物なのだとか。
高さは成木で10~15m位、幹の径30~40cm位。

孤高の画家とよく称されますが
ご近所とのお付き合いはあり、
何かのお礼には色紙を描いて送るなど
決して人と疎遠になっていたのではなく。

奄美には田中一村記念美術館があります。
プロフィールや作品などはこちらに。

今回の図録はハードカバーで359頁あって
カラー図版250点で 2,500円 。
お買い得ですね。
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by tote-note | 2010-09-04 23:45 | art
赤城山頂には白樺樹林があります。
東京から最も近い場所にある白樺だけによる林なのだそうで。
それだけ気温が低いんですね。

カルデラ湖の赤城大沼に到着。
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黄色いのがくっついてるのがおかしい。
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秋には紅葉がきれいだそうです。
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次の休憩場所で三個目、とはいっても
二人で三個です。それでも多いか(笑)。
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渋滞を避けて細い山道をぐねぐね。
群馬県立近代美術館ルート選択が上手くいって、
入館締め切りの10分前に駐車場到着。
ぎりぎりで間に合いました。
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「もうひとつの場所-野又穫のランドスケープ

空想の建築物。 
足元には必ず地面や草木が描かれ
その大きさをイメージさせる。
あり得ないけど、どこかにあるかも?と思わせる
静かで寂しいのだけど、思い出の1シーンのようで
懐かしい気持になる。
未来であり、過去であるような。

空の色のヴァリエーションが豊富で驚きました。
どれも美しい色です。

野又さんのプロフィールと作品

作品集 Points of View 視線の変遷

大急ぎで拝見して、ミュージアムショップにもちょっとだけ寄りました。
本と雑貨が面白いお店でした。
けんちゃんがちっこいお城の積み木(マッチ箱入り)をご購入。
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美術館手前には「巨きな(おおきな)馬」エミール=アントワーヌ・ブールデル作
美術館は「群馬の森公園」の中にあり、これから先紅葉がきれいなのだそう。

けんちゃんが「あまりかわいくない」と言ったミミズク(笑)。
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小さな橋の飾り。
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by tote-note | 2010-08-29 22:59 | おでかけ

あちらへ、こちらへ、とてててと。


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