けんちゃんと、鴻池朋子さんの作品展「根源的暴力」へ。
会場は横浜の神奈川県民ホール。
鴻池朋子さんの6年ぶりの大規模な個展。
「人間がものをつくり生きていくことは、自然に対する根源的な暴力である。」と
鴻池さんは、おっしゃっています。
地震や噴火など、地球規模の転換期に近づきつつあり、
日本では東日本の震災があった。
自然について真摯に考えねばならなくなった、と。
「人間が生きるうえで『ものを作る』ことは、自然の領域に踏み込んで、
そのスペースをもらってくるような行為である」と、鴻池さんは考えておられます。
本展では第5展示室のみ、撮影がOKでした。
巨大な作品、「皮緞帳」 (H600cm×W2400cm)。
凄まじいです。
牛革にクレヨンや水彩絵具で描かれています。
皮は縫い合わされています。
白いキャンバスではなく、皮であること。
独特の質感があり、重みがあり。
様々な生き物が描かれています。
自然に対する畏怖と、生き物に対する慈しみと。
震災以前のやり方で作品を作ることに、限界を感じた鴻池さんは、
ある日を境に、それまでの手法をリセットすることを決意なさったそうです。
人類学、民俗学、考古学など様々な分野の方々と触れあい
陶芸をやってみたり、手芸で作品を作ってみたり。
「着物 鳥」(H3270cm×W2030cm)
うさぎ、たぬき、くま、蝶など。
命あるものが、たくさん。
「12人のホイト」
12体のうちの1体。
「ジオラマ」
覗き込んでみると、、、。
鴻池さんの描く生き物や人の目、
強い力を感じる、吊りあがった大きな目。
この目は、とてもきれいな瞳を持っているけれど
どこを見ているのか、わからないような。
会場は横浜の神奈川県民ホール。
鴻池朋子さんの6年ぶりの大規模な個展。
「人間がものをつくり生きていくことは、自然に対する根源的な暴力である。」と
鴻池さんは、おっしゃっています。
地震や噴火など、地球規模の転換期に近づきつつあり、
日本では東日本の震災があった。
自然について真摯に考えねばならなくなった、と。
「人間が生きるうえで『ものを作る』ことは、自然の領域に踏み込んで、
そのスペースをもらってくるような行為である」と、鴻池さんは考えておられます。
本展では第5展示室のみ、撮影がOKでした。
巨大な作品、「皮緞帳」 (H600cm×W2400cm)。
凄まじいです。
牛革にクレヨンや水彩絵具で描かれています。
皮は縫い合わされています。
白いキャンバスではなく、皮であること。
独特の質感があり、重みがあり。
様々な生き物が描かれています。
自然に対する畏怖と、生き物に対する慈しみと。
震災以前のやり方で作品を作ることに、限界を感じた鴻池さんは、
ある日を境に、それまでの手法をリセットすることを決意なさったそうです。
人類学、民俗学、考古学など様々な分野の方々と触れあい
陶芸をやってみたり、手芸で作品を作ってみたり。
「着物 鳥」(H3270cm×W2030cm)
うさぎ、たぬき、くま、蝶など。
命あるものが、たくさん。
「12人のホイト」
12体のうちの1体。
「ジオラマ」
覗き込んでみると、、、。
鴻池さんの描く生き物や人の目、
強い力を感じる、吊りあがった大きな目。
この目は、とてもきれいな瞳を持っているけれど
どこを見ているのか、わからないような。