ヴァロットン展

日本初となる、ヴァロットン展へ出かけました。
会場は三菱一号館美術館。
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フェリックス・ヴァロットン(1865~1925年)は
日本では、それほど有名ではないかと思います。
ヨーロッパでも、昨年開かれた回顧展で
一躍、脚光を浴びるようになったそうで。
私は以前、美術展で見た作品がとても印象に残り、
気になっていた画家さんで
今回の展覧会を楽しみに待っていました。

この展覧会では、油彩が約60点と
三菱一号館美術館収蔵の187点の版画作品から
約60点が展示されていて、かなりのヴォリュームです。
代表作「ボール」は、遠くに女性が二人、
手前にボールを追いかけて走る少女。
明るい日差し、濃い木陰。
少女の帽子の黄色が印象的です。
なんでもない風景なのですが
何かがおかしいと思います。
不安定というか。
少女は上から見た視点で、
遠くの女性たちは横から見た視線で描かれています。
この少女と女性たちの関係は?
女性たちはひそひそ話をしてるようだけど、何を?
など、深読みしたくなる絵でもあります。

「夕食、ランプの光」という作品では
妻とその連れ子、妻の親族と共に
食卓を囲んでいる光景を描いています。
しかし、ヴァロットンは後姿で
子供は無表情で不気味。
幸せそうにはどうも思えない。
結婚した年に描かれた作品だそうですが。

「ボール」「夕食、ランプの光」はこちらで→

不穏な雰囲気な作品であっても
とても丁寧に塗られた画面
美しい色使い。
ちょっと難しい色の組み合わせをあえてしているような。
そして大胆な構成。
木版画では、さらにその構成力が際立ちます。
じっくり見て回り、気に入った作品は二度三度、戻って見て。
図録を買って、満足しました(笑)。

美術館を出ると「PASS THE BATON」がありまして。
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エアプランツもいろいろと。
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お店のテープが気に入ったのですが
買えるものではなく(笑)。
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お散歩にここちよい季節到来。まだ暑い日もあるけれど(笑)。
あちこち出かけたいものですね。


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by tote-note | 2014-09-15 23:30 | art | Comments(0)

あちらへ、こちらへ、とてててと。


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