あでやかな菊ですね。
「江戸菊花壇」の菊です。
江戸時代に、江戸の武士の間で盛んに栽培され、
流行したのだそうです。
着物や千代紙の模様で、こんな菊を見たような。
粋な感じがします。
お池の傍にはススキ。
次は「一文字菊・管物菊花壇」
とても大きな花です、直径20cm以上。
エリザベスカラーのような支えがついています。
このふわっとした花びらのが一文字菊。
「肥後菊花壇」にはかわいらしい小菊。
そして最後に「大菊花壇」
花びらが重なり合って、盛り上がって咲く「厚物」、
一番外側の花びらが、外側に流れるような姿になる「厚走り」。
黄・白・紅の花を1列1品種づつ、計39品種311株。
この配列は、神馬の手綱を表わした「手綱植え」と呼ばれており
新宿御苑独自の様式なのだそうです。
こんなにゆっくり菊を見たのは、初めてかも?
近づくと結構香りがしました。
新宿御苑・菊花壇展の会期は11月15日(木)までです。
ここだけ赤かったモミジ。
菊の他には、サザンカやツワブキが咲いていました。
サザンカに絡まり、色づいているカラスウリも
見かけました。
バラ園にも寄ろうかなと思ってたのですが
今日はここまでに致します(笑)。