ルーシー・リー展

国立新美術館へ「ルーシー・リー展」を見に出かけました。
チケット売場では10数名の列
開催中の「オルセー美術館展」もそのくらい。
館内一階にルーシー・リー展の入口があり
入ってみるとけっこうな数のお客さんで。

国内及び海外から集められた作品、約250点。
没後初の大規模な展覧会です。
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このポスターに使われているような
円錐形の鉢が、ルーシー・リーと言えば思い浮かぶ作品です。
口が広くてきゅっと狭くなる、
朝顔みたいな器。

ルーシーは釉薬の研究に生涯取組ました。
特にピンク釉には驚きました。
鮮やかながら、目立ち過ぎず
器全体としてしっくりきているのです。
青や黄色の発色のよさも
素晴らしく。
溶岩釉はぶくぶくとした肌が不気味に思えて
私はあまり好きではなかったですが。

好奇心と探求心できらきらした目で
作陶を楽しんでおられたのでは、と想像します。

掻き落としたところに色粘土を埋め込んだ象嵌の作品。
細い線に味があります。
その象嵌の、小さい作品がとても素敵でした。
ソルトンペッパーのセットなどの
手のひらにおさまるくらいのもの。

ウェッジウッドのジャスパーウェアの
プロトタイプを手掛けたこともあり。
しかし、商品化に至らなかったようです。
ドイツ語と化学式で、レシピが記録された「釉薬ノート」も
展示されています。

ボタンも数多く展示されていました。
個人蔵となっていましたが、三宅一生さんがお持ちのものでしょうか?
三宅一生さんはルーシーと交流があり、遺言により
600以上の陶製ボタンとその鋳型を贈られたそうです。

館内で上映されていた番組では
窯に半身突っ込んで
おっこちそうになってるシーンが。
ルーシー・シーに対して、凛としている人、というイメージがあります。
涼やかですっきりしている。かわいらしさもある。強さもある。
それは作品に通じるもの。

図録が人気だそうです。
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ハードカバーで背表紙もある
しっかりした作りです。

巡回展は
益子や萩などで行われる予定。
関西では12月11日から東洋陶磁美術館にて。

地階のミュージアムショップ「スーベニア フロム トーキョー ギャラリー」で
動かすと、うさぎが顔を洗ったりしてるように見える定規を
けんちゃんに「これは買わないと」と言われて購入(笑)。
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和片(ワッペンと読ませる)に吸い寄せられ(笑)。
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たて40mm程の小さいもの。
洛中洛外図の中に登場する人物を刺繍ワッペンにしたものです。

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美術館を出て、ミッドタウンに寄り道して帰りました。
ウィンドウショッピングばかりで
ものを買ってる人があまりいないような?
地階の飲食はにぎわっておりましたが。
いつもなんだか、心配してしまうのでした(笑)。
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by tote-note | 2010-05-30 23:21 | art

あちらへ、こちらへ、とてててと。


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