東京都庭園美術館へ

刺繍などの手芸の技法を使って
表現された作品の展示というので
楽しみにしていました。
Stitch by Stitch 針と糸で描くわたし」というタイトルです。
e0153367_16503847.jpg

奥村綱雄さんの「夜警の刺繍」は
警備員の仕事をしながら制作した作品。
制服や使用した道具などと共に展示。
刺繍の糸でなく、普通の細い糸なので大変な作業ながら
その作品には首をかしげてる人もあり。
しかし、できあがった刺繍だけをもっての作品ではないので。
こういう人がいるというのは面白いこと。
e0153367_16505188.jpg

手塚愛子さんの「skim」に一番心ひかれました。
(↑ポスターになってる作品)
ピンクの色がとても美しい。
仏教に関わるモチーフ。
布の裏側から伸びた糸が
束ねられ、床に流れてる様子がきれいで。

村山留里子さんの作品は
ビーズ、ボタン、造花、リボン、羽根などの素材を
土台となるものへ、ホットボンドで接着して造形されてるそうです。
それぞれのパーツは
きらきらしていたり、きれいなものだったりするけれど
その作品にはおぞましさ、息苦しさを感じる。
毒のある虫のような。
けれど、意図しての異様さでなく
内からあふれるものがあって
こうなってるんだろうなあ。
美しもので作られた安全な作品であったら
きっとつまらない。

「黒いマント」という作品は
ふわっと宙に浮いたように吊るされていました。
暗めの照明の中の、長いマントは不気味。
マントの内側に見え隠れするパーツびっちりの
造形物(ヘッドドレスなんだそうです)。
膨大な数の材料(パーツ)をお持ちなんだろうなと思う。
それはとてもうらやましい。
e0153367_1717712.jpg

この展覧会には年配の、手芸がお好きと見られるご婦人方が
多く来られてるようでした。
デパートなどの手芸展とは違った世界に
戸惑っている様子を見うけられましたが
作品に感嘆の声をあげてる人もあり。

作品は庭園美術館という場所の力を得て
さらに魅力を増しているように思います。
この展覧会に合わせて制作されたものも多いので、なおさら。
普通の美術館での展示では
見え方がずいぶん違うでしょう。
e0153367_1652166.jpg

入口には狛犬(角がないので両方獅子かな)。

敷地内には日本庭園などの3つの庭があり、
緑が多いので、とにかく蝉がやかましい。
刺繍の入っているものを身につけてると
100円引きだったそうです。
庭園美術館では企画にちなんだ割引があり
面白いです。

e0153367_16552617.jpg

来月の目黒のさんま祭りの旗。
岩手県宮古市のさんまを
炭焼きにしたものと生のもの(持ち帰り用)に
徳島県神山町の「芳醇すだち」、
栃木県高林の大根を使った大根おろしを添えて
ふるまわれるそうです。
[PR]
by tote-note | 2009-08-25 23:18 | art

あちらへ、こちらへ、とてててと。


by tote-note
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31